今回はGoogleの大規模言語モデルである「Gemini Pro API」のAPIを使ってみました。
APIキーの発行は下記を記事を参考にしました。
【Google AI】Googleの大規模言語モデル Gemini Pro APIの利用方法
Gemini Pro APIの費用
2024年1月現在Gemini Pro APIは無料で利用できます。
今後有料化を予定していますが1000文字で0.00025ドル、画像1枚あたり0.0025ドルとかなり競争力がある価格設定を予定しています。
Gemini Pro APIの使い方
今回はPythonからGemini Pro APIを利用してみます。
最初に関係するライブラリをインポートします。
pip install google-generativeai
今回は外部からテキストの入力を受け付ける形でGemini ProのAPIを呼び出してみます。
# APIキーを取得する
API_KEY = "YourAPIKey"
# google-generativeaiモジュールをインポートし、APIキーを設定する
import google.generativeai as genai
genai.configure(api_key=API_KEY)
# 生成モデルを選択し、インスタンスを作成する
model = genai.GenerativeModel(model_name='gemini-pro')
# チャットを開始する
chat = model.start_chat()
# ユーザーからの入力を受け取る
user_input = input("質問を入力してください: ")
# メッセージを送信する
response = chat.send_message(user_input)
# レスポンスを表示する
print(response.text)
出力
最初にGeminiについて聞いてみました。
大枠はあっていますが、オープンソースである旨など細かい記述間違いが見られます。
次にWBC優勝国について聞いてみました。
2023年の知識を保有してないと回答されました。
他にも最近のNewsを聞いてみましたが正しい回答は得られたかったので、最近の情報を取得する目的には現時点では向いてなさそうです。