Claude APIをPythonで利用する方法

Posted at 2024 年 11 月 01 日

今回の記事ではClaude APIをPythonで使用する方法について、解説します。
Claude APIを使うことで、高度な自然言語処理機能をアプリケーションに組み込むことができます

APIキーの発行は次のページを参考にしました。
【Claude】Anthropic APIとは?概要からAPIキーを取得する方法まで

Anthropic APIとは?

Anthropic APIは、AI企業Anthropicが提供する大規模言語モデル「Claude」へのアクセスを可能にし、テキスト生成、要約、翻訳、コード生成などの自然言語処理タスクを実行できます。
多言語対応により日本語を含む様々な言語で利用でき、チャットボット、カスタマーサポート、データ要約などに活用されます。

Anthropic APIの利用手順

  1. Python 3.7以上がインストールされていることを確認します。
  2. Anthropicのライブラリをインストールします。
    pip install anthropic
  3. APIキーの取得
    次の記事を参考に取得しました。
    ※事前に支払い方法の登録が必要です。
    ※APIキーは厳重に管理してください。
    【Claude】Anthropic APIとは?概要からAPIキーを取得する方法まで
  4. 実装

    今回はPythonで基本的なコードを実装しました。

import anthropic

# クライアントの初期化
client = anthropic.Anthropic()

# APIキーの設定 実際取得した
api_key="my_api_key",

# メッセージの作成
message = client.messages.create(
    model="claude-3-5-sonnet-20241022",
    max_tokens=1024,
    temperature=0,
    system="質問に対して回答してください。",
    messages=[
        {
            "role": "user",
            "content": "Claudeについて教えて"
        }
    ]
)

# レスポンスを出力
print(message.content)

出力

- システムプロンプト: systemパラメータを使用して、Claudeの応答スタイルや役割を設定できます。

- モデル選択: 用途に応じて以下のモデルから選択可能です:

| モデル | 入力コスト(/100万トークン) | 出力コスト(/100万トークン) |

| Claude 3.5 Opus | $15 | $75 |

| Claude 3.5 Sonnet | $3 | $15 |

| Claude 3.5 Haiku | $0.25 | $1.25 |

- 温度設定: temperatureパラメータで応答のランダム性を調整できます。

Claude APIを使用することで、チャットボット開発、テキスト生成、質問応答システムなど、様々な自然言語処理タスクを実現できます

DevpediaCode編集部

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