今回の記事ではClaude APIをPythonで使用する方法について、解説します。
Claude APIを使うことで、高度な自然言語処理機能をアプリケーションに組み込むことができます
APIキーの発行は次のページを参考にしました。
【Claude】Anthropic APIとは?概要からAPIキーを取得する方法まで
Anthropic APIとは?
Anthropic APIは、AI企業Anthropicが提供する大規模言語モデル「Claude」へのアクセスを可能にし、テキスト生成、要約、翻訳、コード生成などの自然言語処理タスクを実行できます。
多言語対応により日本語を含む様々な言語で利用でき、チャットボット、カスタマーサポート、データ要約などに活用されます。
Anthropic APIの利用手順
- Python 3.7以上がインストールされていることを確認します。
- Anthropicのライブラリをインストールします。
pip install anthropic
- APIキーの取得
次の記事を参考に取得しました。
※事前に支払い方法の登録が必要です。
※APIキーは厳重に管理してください。
【Claude】Anthropic APIとは?概要からAPIキーを取得する方法まで - 実装
今回はPythonで基本的なコードを実装しました。
import anthropic
# クライアントの初期化
client = anthropic.Anthropic()
# APIキーの設定 実際取得した
api_key="my_api_key",
# メッセージの作成
message = client.messages.create(
model="claude-3-5-sonnet-20241022",
max_tokens=1024,
temperature=0,
system="質問に対して回答してください。",
messages=[
{
"role": "user",
"content": "Claudeについて教えて"
}
]
)
# レスポンスを出力
print(message.content)
出力
- システムプロンプト: system
パラメータを使用して、Claudeの応答スタイルや役割を設定できます。
- モデル選択: 用途に応じて以下のモデルから選択可能です:
| モデル | 入力コスト(/100万トークン) | 出力コスト(/100万トークン) |
| Claude 3.5 Opus | $15 | $75 |
| Claude 3.5 Sonnet | $3 | $15 |
| Claude 3.5 Haiku | $0.25 | $1.25 |
- 温度設定: temperature
パラメータで応答のランダム性を調整できます。
Claude APIを使用することで、チャットボット開発、テキスト生成、質問応答システムなど、様々な自然言語処理タスクを実現できます