Cursor+Gemini APIで無料でAIエディタ機能を使う

Posted at 2024 年 10 月 15 日

今回は、AIエディタ「Cursor」とGemini APIを組み合わせることで、コストをかけずにAIアシスト機能を活用する方法を紹介します。

Cursorとは

Cursorは、AIを活用したコード編集機能を提供するエディタです。
主な特徴として以下が挙げられます。

コードベースを理解

Cursorは、あなたのコードベースを理解し、最適な回答を提供します。
特定のファイルやドキュメントを参照して、モデルのコードをワンクリックで使用できます。

タブキーで簡単操作

タブキーを押すだけで、次の編集内容を予測し、迅速に変更を進めることができます。

自然言語で編集

Cursorは、自然言語による指示でコードを書けます。シンプルなプロンプトを使って、クラスや関数全体を更新できます。

詳細は公式サイトで確認できます。
https://www.cursor.com

Gemini APIとは

Gemini API は、Googleが提供する生成AI機能を提供するAPIです。
Geminiは、Google の次世代の大規模言語モデル(LLM)であり、以下のようなさまざまな自然言語処理(NLP)タスクに対応しています。

  • テキスト生成: 自然な文章を生成し、ユーザーの意図に合ったテキストを出力します。
  • 質問応答: 質問に対して適切な回答を提供し、さまざまなドメインでの知識を生かして問題解決に役立ちます。
  • コンテンツ作成: マーケティングや記事作成など、広範なコンテンツ作成に対応可能です。
  • データ分析: 自然言語を使ってデータ分析ができ、ビジネスインテリジェンスの強化にもつながります。

Gemini APIには無料枠があり、特に軽量モデルのGemini 1.5 Flashは、1日最大1500リクエストの無料枠が利用可能です。
これにより、コストを抑えつつ高機能なAIを活用することができます。

CursorへのGemini APIの設定方法

  1. Google AI Studioでアカウントを作成し、APIキーを取得します。
    Google AI Studioは次のURLからアクセスできます。
    https://ai.google.dev/aistudio?hl=ja
  2. Cursorの設定画面(右上の設定アイコン)、「Models」のタブをクリック、取得したGemini APIキーを入力し「Verify」をクリック。


  3. 設定が完了すると、利用可能なモデルとしてgemini-1.5がCursorに追加されます。
    このモデルを有効化することで、Cursor内でGeminiのAIアシスト機能を利用できるようになります。

モデルでGeminiを有効化することでCursorで利用できます。

DevpediaCode編集部

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