Reactの多言語対応「react-i18next」

Posted at 2024 年 04 月 04 日

現代では、世界中のユーザーがウェブアプリケーションにアクセスすることが一般的となり、多言語サポートを提供することはユーザーエクスペリエンスの重要な要素となっています。

React開発者は、効率的でスムーズなマルチ言語サポートを実装するための解決策を探している場合、「react-i18next」を試してみると良いでしょう。

人気のあるi18next国際化フレームワークをベースに構築された「react-i18next」は、Reactアプリケーションに特化した包括的なツールキットを提供しています。

この記事では、「react-i18next」をReactプロジェクトに統合し、複数の言語でコンテンツをシームレスに管理および表示する方法を探ります。

ドキュメント

インストレーション

# npm
$ npm install react-i18next i18next --save 

# yarn
$ yarn add react-i18next i18next

JSONファイルの作成

各言語に対応したメッセージを定義するためのJSONファイルを作成します。今回の例では、日本語と英語のメッセージ定義を用意します。

src/locales/en.json
{
    "greeting": "Hello",
    "proverb": "Kill two birds with one stone"
}
src/locales/ja.json
{
    "greeting": "こんにちは",
    "proverb": "一石二鳥"
}

Configファイルを作成

初期化を実装したi18n.tsxを作成します。

src/i18n.tsx

import i18n from "i18next";
import { initReactI18next } from "react-i18next";
import enTranslation from "./locales/en.json";
import jaTranslation from "./locales/ja.json";

// 翻訳リソースを定義
const resources = {
  en: {
    translation: enTranslation,
  },
  ja: {
    translation: jaTranslation,
  },
};

// i18nの初期化
i18n.use(initReactI18next).init({
  resources,
  fallbackLng: "ja", // デフォルトの言語を設定
  returnEmptyString: false, // 空文字での定義を許可に
  interpolation: {
    // 翻訳された文字列内のHTMLやReactコンポーネントのエスケープを無効化
    escapeValue: false,
  },
});

export default i18n;

インポート

index.tsxi18nextをimportします。

import React from "react";
import ReactDOM from "react-dom";
import "./index.css";
import App from "./pages/App";
import reportWebVitals from "./reportWebVitals";
import "./i18n";

ReactDOM.render(
  <React.StrictMode>
    <App />
  </React.StrictMode>,
  document.getElementById("root")
);

reportWebVitals();

実際に使ってみる

useTranslation()フックを使用することで、t関数を使って簡単に翻訳を行うことができます。

import { useTranslation } from "react-i18next";

export default function MultiLanguages() {
  const { t, i18n } = useTranslation();

  return (
    <div
      style={{
        margin: "20px",
        padding: "15px",
        width: "300px",
        display: "inline-flex",
        border: "2px solid lightblue",
        flexDirection: "column",
        alignItems: "center",
        rowGap: "20px",
      }}
    >
      <div
        style={{
          display: "flex",
          alignItems: "center",
          flexDirection: "column",
        }}
      >
        <h3>{t("greeting")}</h3>
        <label>{t("proverb")}</label>
      </div>
      <div
        style={{
          display: "flex",
          columnGap: "12px",
        }}
      >
        <button
          type="button"
          onClick={() => i18n.changeLanguage("en")}
          style={{
            width: "70px",
            height: "30px",
            borderRadius: "5px",
          }}
        >
          英語
        </button>
        <button
          style={{
            width: "70px",
            height: "30px",
            borderRadius: "5px",
          }}
          type="button"
          onClick={() => i18n.changeLanguage("ja")}
        >
          日本語
        </button>
      </div>
    </div>
  );
}

結果

  • 「英語」ボタンをクリックすると、

  • 「日本語」ボタンをクリックすると、

まとめると、Reactアプリケーションでreact-i18nextを使用して多言語サポートを統合することは、多くの利点を提供します。本記事で説明した手順に従うことで、開発者は複数の言語でコンテンツをシームレスに管理および表示し、世界中のユーザーにとってより良いユーザーエクスペリエンスを実現できます。react-i18nextを活用して、さらに優れたソフトウェアを開発しましょう。

Happy Coding!

DevpediaCode編集部

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