{"componentChunkName":"component---src-templates-info-posts-js","path":"/information/AI/275437e7-67c3-53d3-89ff-220afc96bcbd","result":{"data":{"microcmsInformation":{"id":"275437e7-67c3-53d3-89ff-220afc96bcbd","title":"n8nをローカルで動かしてみた：Dockerでの起動から初めてのワークフロー実行まで","date":"2026 年 06 月 12 日","image":{"url":"https://images.microcms-assets.io/assets/52137c02cafa4450bbdc092b64fbadac/94f511611f11405cb4c6c60ac8c27648/n8n-local-docker-workflow.png"},"author":{"author":"Goubara"},"body":"<p>前回の記事「<a href=\"https://devpediacode.com/information/AI/b2f0a4dd-7fc4-579d-90ae-0f79157a6b46\">n8nとは？AIワークフロー自動化基盤の全体像をわかりやすく解説</a>」では、n8nの全体像と特徴を整理しました。今回はその続編として、手元のPCでn8nをセルフホストし、初回セットアップから簡単なワークフローを動かすところまでを実際の手順で解説します。情報は2026年6月時点のものです。n8nはアップデートが非常に速く、画面や手順が変わる可能性があるため、最新の情報は公式ドキュメントもあわせて確認してください。</p><h2 style=\"text-align: start\" id=\"hcc5911181d\">■本記事の内容</h2><p>本記事のゴールは、Dockerでn8nをローカル起動すること、初回セットアップ（オーナーアカウント作成）を済ませること、そしてノード3つの簡単なワークフローを実行することの3点です。外部サービスのAPIキーは使わないため、準備するのはDockerが動くPCとブラウザだけです。</p><p style=\"text-align: start\">事前に<a href=\"https://docs.docker.com/get-docker/\">Docker Desktop</a>（Windows/Mac。LinuxはDocker Engineでも可）をインストールしておいてください。n8n公式はセルフホストの手段として<strong>Dockerを推奨</strong>しています。また、前回触れた脆弱性（CVE-2025-68613）への対応の意味でも、<strong>常に最新版のn8nを使う</strong>ことを前提とします（2026年6月時点の安定版は2.x系です）。</p><h2 style=\"text-align: start\" id=\"h4eedee7e78\">■Dockerでn8nを起動する</h2><p>ターミナル（WindowsならPowerShell、macOSならターミナル）で次の2つのコマンドを実行します。1つ目がデータ保存用のボリューム作成、2つ目がn8n本体の起動です。公式ドキュメントの推奨コマンドをもとに、タイムゾーンだけ日本（Asia/Tokyo）に設定しています。</p><pre><code>docker volume create n8n_data\n\ndocker run -it --rm \\\n --name n8n \\\n -p 5678:5678 \\\n -e GENERIC_TIMEZONE=&quot;Asia/Tokyo&quot; \\\n -e TZ=&quot;Asia/Tokyo&quot; \\\n -e N8N_ENFORCE_SETTINGS_FILE_PERMISSIONS=true \\\n -e N8N_RUNNERS_ENABLED=true \\\n -v n8n_data:/home/node/.n8n \\\n docker.n8n.io/n8nio/n8n</code></pre><p style=\"text-align: start\">主なオプションの意味は次のとおりです。</p><ul><li><strong>-p 5678:5678</strong>：ブラウザからアクセスするためのポート公開。</li><li><strong>GENERIC_TIMEZONE / TZ</strong>：タイムゾーン設定。Schedule Triggerなど時刻起動系ノードの基準時刻になります。</li><li><strong>N8N_ENFORCE_SETTINGS_FILE_PERMISSIONS=true</strong>：設定ファイルのパーミッションを安全な状態に強制します。</li><li><strong>N8N_RUNNERS_ENABLED=true</strong>：公式が推奨するタスク実行方式（タスクランナー）を有効化します。</li><li><strong>-v n8n_data:/home/node/.n8n</strong>：ワークフローや認証情報などのデータをボリュームへ永続化します（データベースは標準でSQLite）。</li><li><strong>--rm</strong>：停止時にコンテナを削除します。データは上記ボリュームに残るため消えません。</li></ul><p style=\"text-align: start\">※行末の「\\」はmacOS/Linuxシェル用の行継続記号です。<strong>Windows PowerShellでは「\\」を「`」（バッククォート）に置き換えるか、改行せず1行にまとめて実行</strong>してください。</p><p style=\"text-align: start\">ログに「Editor is now accessible via: <a href=\"http://localhost:5678」と表示されたら起動完了です。ブラウザで\">http://localhost:5678」と表示されたら起動完了です。ブラウザで</a> <a href=\"http://localhost:5678\">http://localhost:5678</a> を開きます。</p><h2 style=\"text-align: start\" id=\"hcd25ab1e92\">■初回セットアップ（オーナーアカウントの作成）</h2><p style=\"text-align: start\">初回アクセス時には「Set up owner account」（オーナーアカウントの設定）画面が表示されるので、メールアドレス・氏名・パスワードを入力してアカウントを作成します。これは<strong>このローカルインスタンス専用の管理者アカウント</strong>であり、n8n Cloudのアカウントとは別物です。</p><p style=\"text-align: start\">注意点として、n8nは<strong>最初にアクセスしたユーザーがオーナーになる</strong>仕様です。セットアップが完了するまでは、ポート5678に到達できる人なら誰でもオーナーになり得るため、起動したらすぐにアカウントを作成してください。完了後はログインが必須になります。途中でアンケートや無料ライセンスキーの案内が表示された場合は、スキップしても利用に支障はありません。セットアップが終わると、ワークフロー一覧（Overview）画面が表示されます。</p><h2 style=\"text-align: start\" id=\"h63fdec7958\">■（補足）Node.js環境ならnpxでも起動できる</h2><p style=\"text-align: start\">Dockerを使わずに試したい場合は、Node.js（<strong>バージョン20.19〜24.xが必要</strong>）が入っていれば次の1コマンドでも起動できます。</p><pre><code>npx n8n</code></pre><p style=\"text-align: start\">アクセス先は同じく <a href=\"http://localhost:5678\">http://localhost:5678</a> で、データはホームディレクトリ直下の「.n8n」フォルダに保存されます。手早く試すには便利ですが、環境の分離やアップデート管理の面から、継続的に使うなら公式推奨のDockerが無難です。グローバルインストールする場合は「npm install n8n -g」、更新は「npm update -g n8n」です。</p><h2 style=\"text-align: start\" id=\"h742f12ce61\">■初めてのワークフローを作る</h2><p style=\"text-align: start\">題材として、<strong>練習用ノードからダミーの顧客データを取得し、必要な項目だけに整形する</strong>ワークフローを作ります。n8nが学習用に用意している「Customer Datastore (n8n training)」ノードを使うため、認証情報（Credentials）の登録は不要です。</p><p><strong>1.ワークフローを新規作成する</strong>：Overview画面の「Build a workflow」（環境によっては作成ボタンから「Workflow」を選択）をクリックすると、ノードを配置するキャンバスが開きます。</p><figure><img src=\"https://images.microcms-assets.io/assets/52137c02cafa4450bbdc092b64fbadac/b41cda5ce8714940b56fb706b092eb35/n8n1.png\" alt=\"\" width=\"1276\" height=\"979\"></figure><p><strong>2.トリガーを追加する</strong>：キャンバス上の「Add first step...」をクリックし、一覧から「Trigger manually」を選びます。これはManual Triggerノードといい、実行ボタンを押したときだけ動く、テストに最適なトリガーです。</p><figure><img src=\"https://images.microcms-assets.io/assets/52137c02cafa4450bbdc092b64fbadac/44b62c36d2f04b3b800b4589f60d832e/n8n2.png\" alt=\"\" width=\"1283\" height=\"979\"></figure><p><strong>3.データ取得ノードを追加する</strong>：Manual Triggerノード右側の「+」をクリックし、検索欄に「Customer Datastore」と入力して「Customer Datastore (n8n training)」を選択、操作は「Get All People」を選びます。設定画面の「Execute step」を押すとこのノード単体が実行され、右側のOUTPUTパネルに架空の顧客データ（nameやidなどの項目）が表示されます。確認できたら「Back to canvas」でキャンバスに戻ります。</p><figure><img src=\"https://images.microcms-assets.io/assets/52137c02cafa4450bbdc092b64fbadac/d77c947e37ee41fd8a2f07b5ccbd83b1/n8n3.png\" alt=\"\" width=\"1278\" height=\"974\"></figure><p><strong>4.整形ノードを追加する</strong>：Customer Datastoreノード右側の「+」から「Edit Fields (Set)」ノードを追加します。出力に残したい項目を追加し、左側のINPUTパネルの「Schema」タブに表示される「name」や「id」を設定欄へドラッグ＆ドロップすると、参照式（Expression）が自動で入力されます。</p><figure><img src=\"https://images.microcms-assets.io/assets/52137c02cafa4450bbdc092b64fbadac/5a1cc64e1dba48b3951e970c486d3f0a/n8n4.png\" alt=\"\" width=\"1261\" height=\"979\"></figure><p><strong>5.ワークフロー全体を実行する</strong>：キャンバスに戻り「Execute Workflow」ボタンをクリックします。各ノードに緑色のチェックが付けば成功です。Edit Fieldsノードを開くと、OUTPUTパネルで整形後のデータをTable／JSON形式で確認できます。</p><p style=\"text-align: start\">なお、現行バージョンのn8nでは<strong>編集内容は数秒ごとに自動保存</strong>され、手動の保存ボタンはありません。Schedule TriggerやWebhookなどのトリガーで自動実行させたい場合のみ、画面右上の「Publish」でワークフローを本番公開する仕組みです。今回のようにManual Triggerだけのワークフローは、公開しなくてもそのまま手動実行できます。</p><figure><img src=\"https://images.microcms-assets.io/assets/52137c02cafa4450bbdc092b64fbadac/67d73e67182648fca9d139e30cffd379/n8n5.png\" alt=\"\" width=\"1481\" height=\"979\"></figure><h2 style=\"text-align: start\" id=\"h0df4914fff\">■停止・再開とアップデート</h2><p style=\"text-align: start\">n8nを止めるときは、起動中のターミナルでCtrl+Cを押します（別のターミナルから「docker stop n8n」でも可）。--rm付きで起動しているためコンテナ自体は削除されますが、データはボリューム「n8n_data」に残っており、<strong>同じdocker runコマンドを再実行すればアカウントもワークフローもそのまま再開</strong>できます。アップデートする際は、次のコマンドで最新イメージを取得してから再度起動します。</p><pre><code>docker pull docker.n8n.io/n8nio/n8n</code></pre><h2 style=\"text-align: start\" id=\"h90b9ec7672\">■まとめと次回</h2><p style=\"text-align: start\">今回は、Dockerによるn8nのローカル起動から、トリガー → データ取得 → 整形という最小構成のワークフロー実行までを確認しました。ローカル環境ならAPIキーなしで何度でも作り直せるため、n8nの操作感をつかむ学習環境として最適です。次回は、このローカル環境にLLMノードを組み込み、AIによる要約・分類を行うワークフローの作成に進む予定です。</p><h2 style=\"text-align: start\" id=\"h491397f7e2\">■参考リンク</h2><ul><li><a href=\"https://docs.n8n.io/hosting/installation/docker/\">Docker Installation（n8n公式ドキュメント）</a></li><li><a href=\"https://docs.n8n.io/hosting/installation/npm/\">npm Installation（n8n公式ドキュメント）</a></li><li><a href=\"https://docs.n8n.io/try-it-out/quickstart/\">The very quick quickstart（n8n公式ドキュメント）</a></li><li><a href=\"https://docs.n8n.io/workflows/publish/\">Saving and publishing workflows（n8n公式ドキュメント）</a></li><li><a href=\"https://devpediacode.com/information/AI/b2f0a4dd-7fc4-579d-90ae-0f79157a6b46\">前回記事：n8nとは？AIワークフロー自動化基盤の全体像をわかりやすく解説</a></li></ul><p></p>","category":{"category":"AI"}}},"pageContext":{"id":"275437e7-67c3-53d3-89ff-220afc96bcbd"}},"staticQueryHashes":["3649515864","63159454"]}